『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『野獣の青春』
奥菜恵離婚記念。
- アーティスト: REMEDIOS
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 1999/08/07
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初っ端から岩井らしさ爆発。あの光の差し具合は反則。当時13歳の美少女奥菜恵が可愛すぎるんですけど。山崎裕太とか、小橋賢司もガキ役で出演中。
ストーリーは夏に転校してしまう女の子に恋心を抱く少年が、もし花火に誘われたらという話。ちゃんとした構成とか面白いと思うが、少年時代の関係性を描く映画にはどこか違和感が凄いあります。依然観た「どこまでもいこう」も然り。どこかミステリアスな少女の行動に振り回される男の子から女の方が大人になるのが早いみたいな感じか?
注目すべきは奥菜恵が持っていた大きな鞄。あの中には本当は何が入っていたのか?想像が膨らみますな。
まあ、けど手ぶれの映像とか、ぼやけた色合いとかもう陳腐化してしまっているので、個人的には「スワロウテイル」同様もう観るに耐えない作品かなと思いますが。あまりに斬新なために真似されまくって、そりゃそうなるという感じ。
あと鈴木清順作品。最近再発された模様でとてもよろこんでおります
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2001/10/26
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エンターテイメントだね。ずーっとハラハラさせます。同僚を女との心中に見せかけて殺された主人公(宍戸鍵)が、対立しているヤクザ双方に出入りして煽ることで真相を探っていくというもの。宍戸錠のふてぶてしさが最高にいい。あとは独特のカメラワークは秀逸。その人へと感情移入できるように次々と滑らかにテンポよく視点が変わっていきます。
特に二つのヤクザ組織が片方はクラブのマジックミラー越しにあるのと、もうひとつが映画館のスクリーンの裏にあったりと、説明なしでいろいろと示唆している。